R7年12月の俳句:短歌:川柳 投稿壇
※総評:片桐基城
◎皆様、極端な寒い毎日を俳句するのに頑張っていらっしゃってますね。
結構な事と思っています。良いお年をお迎えください。
(今月の俳句投稿数:25句。入賞句8句。選外が17句。短歌は2首でした。)
今月特選句、該当者有りません。
※「俳句するに際しては先ず歳時記を捲って(めくって)この句に使用した季語の否諾を
考えてみましょう。、句に対して妥当である季語が大切なのです。歳時記を読み返しましょう」。
◎来月の兼題は【福寿草】・【松の内】
◎今月の兼題は【年用意】・【山茶花】
寸評:推敲:選者=片桐基城先生
◎複数の句の投稿者の方へ:一人一句として居りますのでご了承お願い致します。
※今月より選外作品及び作品並びに投稿者名は掲載致しませんのでご了承願います。
尚、選外の作品に於いて優秀句にちかい作品も多々ありますので、一層の奮起されますよう
お願いいたします。
(先生は投稿句全句を推敲成され、その中で佳句を一人一句として挙げて居ります。)
☆スマホでのグーグル語句検索を推奨致します。スマホ検索を上手に活用して下さい。
☆特選一句、秀逸一句、入選、佳作(全作品10句)
【毎月の投稿〆切日=8日】
☆俳句の部
【清澤 修:壬生一】
秀逸:「ひらひらと風に戯れ合う姫椿」
・寸評:上五文字の副詞「ひらひら」が、一句一章詠法を以て奇麗に具象している、文句なしの
秀句です。欲を言えば、中七の助詞を変えて「風と」にすると更に動的になるのでは。
【渡邉孝之:江二】
入選:「山茶花や朱きを誇る花手水」
・寸評:参拝前に柄杓を使用して手を清める手水の代わりの、手水鉢に花を浮かべて目で見て心を
清めるための、花手水に浮かんだ山茶花を見ているように瞠目する句です。
あと一歩で秀逸句に。
〔大和佳子:松原〕
入選:「年用意あれもこれもと目をまわし」
・寸評:回すの連用形「し」より終止形か連体形の「す」で潔さが見えてきて、「あれもこれもと」
の中七語句が活きてくると思います。破調になりますが「あれもこれもと眼を回す年用意」
なら完璧。
〔植木誠一:西原〕
佳作:「リストラで就職探しの年用意」
・寸評:適時な場所で流暢に使用されている、助詞の効果に推されている句です。あと一つ何かが
欲しいながらに、文体そのものは文句無しに構成された句です。
【苅部文子:矢板】
佳作:「物価高妥協しながら年用意」
・寸評:一読、否応なしのいまの世相を訴えている思いが、ひしひしと伝わってくる句です。欲を言えば
上五と下五を名詞にする「山本山」詠法は」避けて「ものの価に・・・」で纏まりますね。
〔金子敏枝:江二〕
佳作:「山茶花の垣根賑やか鳥の声」
【福田時子:江二】
佳作:「亡き母に一枝折りて姫椿」
・寸評:前句、情景描写的にその場の情景が眼に入る句です。ですがそこにあとひとつが欲しく
何となく言い足りなさを感じます。中七に動きを入れて「山茶花に鳥の賑わう垣根かな」に。
後句もまた、「ひと枝を折る」とか同じように、動詞を加えることで、その場が見えてきます。
〔林 弘:壬生二〕
佳作:「透かし見て息吹き拭う年用意」
・寸評:俳句は省略の文学と言いますが、掃除をしている所を詠っていることが、言わずとも伝わって
きます。せめて「眼を透かしては掃除する年用意」位に。
☆短歌の部
〔安保 孝:江二〕
・「やり切れぬため息ついてうつむくもヤリは切らずにヤリ通しすもの」
・寸評:ひとつの語「やり」を皮肉に滑稽に取り合わせた歌ですね。その語呂は簡単に出来そうで
出来ない技ならぬ知ですね。
〔石岡ノブ:高根沢〕
・「寒さ身に滲む歳となり対策を練りつつ日暮らす」
・寸評:確かに身に染むこころを叙述した歌ですね。ただ下七七句の字足らずで結論が宙に浮いて
しまった感じで残念です。「・・・窺いつつ日々送る」とかでは如何でしょうか。
◎無鑑賞者名(選外):お名前と投稿作品は掲載致しませんのでご了承願います。
※編集後記:細心の注意を払って誤植、脱字、書き違いが無いように編集して居りますが
もしそのような事が有りましたらお許しください。又、文芸編集部までお知らせ下さい。
ご信者皆様の投稿 、奮ってご参加ご披露をお待ち申し上げます。 【毎月投稿〆切日=8日】
投稿ご希望の方は事務所へ提出、若しくは宇清師、陽哲師、渡邉孝之までお申し込みください。
投稿フォームでも受付しております。
受付次第ホームページに掲載させて頂きます。
新着情報
〇YouTube公開
「いっしょにお看経してみませんか?」
本堂で一緒にお看経しているような気分になれる30分ほどの動画です。
みなさんも一緒にお看経してみませんか?
〇「常に照らさん常照寺」 YouTube公開
先住・井上日宇御導師が作詞をされました
「常に照らさん常照寺」をYouTubeで公開しました。
〇本堂の左前、お塔婆の前に線香台を設けました。お塔婆を建立された方は、ぜひ、本堂でもお線香をあげてください。
