R8年1月の俳句:短歌:川柳 投稿壇  

 ※総評:片桐基城

 ◎皆様、健やかにお正月を迎えられた事と思っています。今月の兼題のひとつの、

  松の内もあっと云う間に過ぎ、同時に賑わいの日々も過ぎて普通の社会生活に

  戻っての毎日ですね。今年も頑張って俳句していきましょう。

   (今月の俳句投稿数:19句。入賞句8句。選外が9句。短歌は1首でした。)  

 ◎今月の俳句の注意点:助詞・動詞等の一工夫。

 

     ※今月特選句、該当者なし。

 

   ※「俳句するに際しては先ず歳時記を捲って(めくって)この句に使用した季語の否諾を

    考えてみましょう。、句に対して妥当である季語が大切なのです。歳時記を読み返しましょう」。

   ◎来月の兼題は【梅】・【早春】

   ◎今月の兼題は【松の内】・【福寿草】

寸評:推敲:選者=片桐基城先生                       

◎複数の句の投稿者の方へ:一人一句として居りますのでご了承お願い致します。

 ※今月より選外作品及び作品並びに投稿者名は掲載致しませんのでご了承願います。

  尚、選外の作品に於いて優秀句にちかい作品も多々ありますので、一層の奮起されますよう

  お願いいたします。

 (先生は投稿句全句を推敲成され、その中で佳句を一人一句として挙げて居ります。)

  ☆スマホでのグーグル語句検索を推奨致します。スマホ検索を上手に活用して下さい。

 ☆特選一句、秀逸一句、入選、佳作(全作品10句)

 【毎月の投稿〆切日=8日】

 

☆俳句の部 

清澤 修:壬生一〕

入選:「待ちわびてそっと顔出す福寿草」 

 ・寸評:元日草とも言う福寿草が、そろそろ顔を出したくなっての草の時間的な心を巧みに

    詠っていると思います。それを追うような副詞「そっと」が効果的。

    

【石岡ノブ:高根沢】

入選:「ふっくらと床しき呼び名福寿草」

寸評:前句は福寿草を見ての感想句であり、後句は、福寿草の身になっての句ですね。両句共、

    その場を見ての然るべき句であり、副詞で活き活きしています。

 

〔苅部文子:矢板

入選:「見つけてと風になびいて福寿草」

寸評:上五から中七文字に中枢しての説明「・・・て・・・て」の強調が、流れるように効いていますね。

    兎角、批判され易い詠い方を関せずの良い句です。

 

〔渡邉孝之:江二〕 

佳作:「陽の光射して華やぐ福寿草」

 

〔大和佳子:松原〕 

 

佳作:「日の光浴びてかがやく福寿草」

寸評:両句は、中七の措辞表現が違うだけで共通した心ですが、「・・・て・・・て」と二度に

    亘っての説明語での強調が、効いていて良いのですが、読む人によっては、いるようで

    ちょっと執拗過ぎた感じに受け取られそうで入選を外しました。

 

〔角田和道:今光一

佳作:「忙しさを静めてくれる松の内」

 

 寸評:松の内は、それまでの忙しさは何処に・・・ですが、何処からか正月の気分に酔いましょうと、

    時が場が、語り掛けてくれているように捉えてのですね。

 

〔石川けい子:城東二

佳作:「陽だまりに仲よく咲いて福寿草」 

 ・寸評:写実を文字にするのが俳句の基本ですが、掲句は、その対象の福寿草を視るだけだ無く、その身 

    なっての心を汲み取っての詠い方が功を奏しています。

 

清澤 修:壬生一〕

佳作:「今年こそ想いを馳せる松の内」

寸評:松の内の、正月気分で今年こそと自分に言い聞かせている、真剣な容姿が見えてくる句です。さらに

    上五、字余りでも「・・・と」があると更に強調されます。  「今年こそ

 

〔林  弘:壬生二〕

・「松の内肩たたきして催促を」

 ・寸評:如何にしてほしいのか、といった気持ちは解りますが、倒置法詠法の作為を考え直して句の構成を変えて

    みましょう。添削:「肩たたきのさいそくをする松の内」では。

 

〔植木誠一:西原〕

・「お年玉孫が喜ぶ松の内」

 ・寸評:「お年玉「松の内」の季重なりで残念な句です。此処は、お年玉を手に喜んでいる、お孫さんの心を

    詠いましょう。例えば「有難うと」「きゃあきゃあと」。

 

☆短歌の部

 〔安保 孝:江二〕

・「トンネルを抜ける前から雪景色川端文士寝てて気づかず」

・寸評:ノーベル文学賞を取得した文士でも、気が付かなかった景色を詠っているのでしょうが

    中七に助詞の「の」を入れて「・・・出る前からの」では如何かと。

 

 ◎無鑑賞者名(選外):お名前と投稿作品は掲載致しませんのでご了承願います。 

 

※編集後記:細心の注意を払って誤植、脱字、書き違いが無いように編集して居りますが

      もしそのような事が有りましたらお許しください。又、文芸編集部までお知らせ下さい。      

 ご信者皆様の投稿 、奮ってご参加ご披露をお待ち申し上げます。  【毎月投稿〆切日=8日】

 投稿ご希望の方は事務所へ提出、若しくは宇清師、陽哲師、渡邉孝之までお申し込みください。

 投稿フォームでも受付しております。

 受付次第ホームページに掲載させて頂きます。  

俳句・短歌・詩・小説・マンガなど。あれもこれもご披露ください。