《高祖日蓮大士ご降誕八百年慶讃》

 教化・法灯相続つづれ織り運動

○一月のご奉公のすゝめ

 新年あけましておめでとうございます。

 本年は、高祖日蓮大士ご降誕8 0 0 年ご正当の記念すべき年です。

 お祖師さまにお悦びいただけるのは、お教化成就しかありません。先ずはお教化成就のための祈願口唱に励んで、教化発願が寒中に成就するよう気張らせていただきましょう。

 

   ◇ ◇ ◇

 

① 報恩教化について

 昨年は皆さまのご協力のもと2 4 戸のお教化が達成しましたが、昨年度の教化発願者は1 2 0 名ですので、2 0 パーセントの発願者しかお教化が成就しなかったということになります。

 もちろん未成就に終わってしまった方もなみならぬご苦労をされたと思いますが、本年は、お祖師さまのご降誕八百年のご正当の年です。是が非でも教化の花を咲かせて、お祖師さまにお悦びいただきましょう!

 

御教歌

はし鷹のこぶしの下のぬくめ鳥

    恩をしらぬは人にぞ有ける

      開化要談( 八)・扇全13巻205頁

 

② 寒参詣のすゝめ

 恒例の寒参詣がいよいよ1月6日より2月4日までの30日間実施されます。寒参詣は、お祖師さまの『佐渡流罪』のご苦労をお偲び申しあげ、そのご苦労と大恩に報いるべく寒中にお参詣し、信心増進のキッカケを作る佛立信者にとって大切な修行です。

 ですから、佛立信者の「一年の計」はまさに寒参詣にあるのです。

 佛立第八世講有日歓上人が、雨漏りのする当時の麻布乗泉寺に於いて、はじめられたこの「寒参詣」は今年で1 1 8 回目を数え、宗内の全寺院で行われている大事な修行です。

 コロナ禍は未だ終息しませんが、いつまでもコロナに負けてはいては功徳は積めません。感染防止と体調には充分留意をして1 日でも多いお参詣を心がけましょう!

 

◎ 開門午前6時

◎ 御法門

第1座午前6時30分

第2座午前7時45分

 

※ コロナ禍のなかの寒参詣ですので、皆参賞と精勤賞の表彰は行いませんが、2 座目の御法門まえにお参詣された方にはご供養をお出しいたします。

 なお、12月に予てよりご披露の通り、寒供養の申し込みの際は、ご回向なさりたい先祖名の覧に「ご先祖」の名字をご記入ください。下種先のお宅のご先祖でも結構です。朝看経時にご回向の言上をまごころ込めてさせていただきます。

 

御教歌

信心のあるとなしとは参詣を

    するとせんとに顕れにけり

            御牧家蔵

 

 

③ 初総講・祝杯式

1月3日(月)10時半より『初総講』を当山住職ご唱導のもと奉修させていただきます。

昨年と同様にコロナ禍ですので、信詮会( 末寺) の御導師・御講師、講務代表はお招きしないで奉修させていただきます。

 

御教歌

こぞよりはことしはひろめまさらんと

      おもへるけふの初まどひかな

        鶏鳴暁用弁( 上)・扇全10巻116頁

 

初総講・祝杯式 式次第

司会矢古宇真里子

一、お看経10時半

一、宗歌斉唱

一、御法語拝読濵口宇清師

一、年頭の言葉D V D 拝聴

一、新年挨拶事務局長井上眞

一、御訓示・御法門当山住職

一、宗歌斉唱

一、春の海(盃を配る)

一、祝盃

◎ 祝盃の発声当山住職

(一同乾杯)

一、無始已来

※ ご退堂

一、ご披露

十二時十五分終了予定