R8年2月の俳句:短歌:川柳 投稿壇  

 ※総評:片桐基城

 ◎暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いています。

  俳句管見につき、触れない方の句がありますが、飽くまで大きく眼に留まった句に

  絞って管見いたしました。

 ◎先般2月14日(土)に宇陽山文芸部で第1回目の勉強会(句会)を寺内講堂に於いて

  開催致しました。15名のご信者部員が熱心に勉強なされました。最後に一回目特選句に

  皆様からの投票で壬生教区二部の林 弘氏の俳句が選ばれました。

   (俳句作品の総数は20句でした。)

 ◎特選句:「土ほこり舞い上げ遊ぶ春一番」 林さんおめでとうございました。

 

     ※今月特選句、該当者なし。

   ※「俳句するに際しては先ず歳時記を捲って(めくって)この句に使用した季語の否諾を

    考えてみましょう。、句に対して妥当である季語が大切なのです。歳時記を読み返しましょう」。

   ◎来月の兼題は【沈丁花】 【春炬燵】

   ◎今月の兼題は【梅】・【早春】

寸評:推敲:選者=片桐基城先生                       

◎複数の句の投稿者の方へ:一人一句として居りますのでご了承お願い致します。

 ※今月より選外作品及び作品並びに投稿者名は掲載致しませんのでご了承願います。

  尚、選外の作品に於いて優秀句にちかい作品も多々ありますので、一層の奮起されますよう

  お願いいたします。

 (先生は投稿句全句を推敲成され、その中で佳句を一人一句として挙げて居ります。

  又短歌、川柳は専門外なので管見は致しませんのでご了承ください。)

  ☆スマホでのグーグル語句検索を推奨致します。スマホ検索を上手に活用して下さい。

 ☆特選一句、秀逸一句、入選、佳作(全作品10句)

 【毎月の投稿〆切日=8日】

 

☆俳句の部 

渡邉孝之:江二

 秀逸:【浅春や老いに豪奢な独り酒】

・寸評:老いたる身にとっては、煌びやかで贅沢であると、謙遜しながら独り愛しんでいる

    結構な場が視えてくる素敵な句です。浅春の捉えもまた絶妙です。

 

【山崎昌子:城東二】

 秀逸:【梅と聞き幼き頃に戻る朝】

・寸評:句の出だしに置いた梅の一語から、梅が抱くその全ての広がりを想像、幼き頃に

    戻って語ろうとする作者の心意に強く感動させられました。

 

【石川けい子:城東二】

入選:【心地よい風に匂いし白き梅】

・寸評:梅の香りに充ちた場に居て梅の香りに酔っている作者が浮かんで視えてきます。

    状態を言うだけでなく、連体形「匂える」として五感に訴えたいです。

 

【大和佳子:松原】

入選:【玄関に梅一輪の華やかさ】

 

・寸評:玄関に飾られた梅の鉢から匂う梅の香りに酔っているようですね。而も、たった

    一輪の梅からのそれを、華やぎに把握した素敵な句です。

 

【角田則子:今光一】

入選:【年老いた梅は今年も咲きにけり】

 

 

・寸評:甘く妖艶に香る梅に、今年も待っていましたと機嫌を図っているように思える句です。

    年々咲く梅の時節の裏に作者自身の老いを訴えているようです。

 

【石岡ノブ:高根沢】

佳作:【如月に繙いて見る山家集】

 

 

 

・寸評:平安時代の西行が詠った「山家集」にある、如月の花の歌は有名ですね。折しも如月に

    紐解いた作者の心が羨ましく思える句です。

 

【福田時子:江二】

佳作:【紅梅に心奪われ歩み止め】

 

 

 

 

・寸評:散歩中でしょうか買い物をした後の帰り道でしょうか。何れにしても、気が付くと

    周辺を漂う梅の香りに心気が囚われたのですね。下五「歩を止める」。

 

【林  弘:壬生二】

佳作:【早春の小さき花に目を見張り】

 

 

 

 

 

・寸評:春になったとある所に咲くちいさな花をみたのですね。雪を割って咲くスノードロップ

    とかクロッカスでしょうか。下五「目を見張る」では。

【大和佳子:松原】

佳作:【早春の空に響くよ鳥の声】

【鈴木サト子:石宮】

佳作:【梅の香りさそわれ散歩して】

 

 

 

 

 

 

・寸評:俳両句共、梅を咲く春での触発は良いのですが、具象があと一歩といったところの句です。

    前句の中七敢えて格助詞「よ」と言わず「空に響めく(どよめく)」にしたいです。

    後句の中七が字足らずと云うか曖昧なので「梅の香に誘われるかにさんぽする」と

    大きく変えてみました。

 

 

 

☆短歌の部

 【安保 孝:江二】

 【天国で目覚めるために生きている奉公一途肝に命じて】

 

※編集後記:細心の注意を払って誤植、脱字、書き違いが無いように編集して居りますが

      もしそのような事が有りましたらお許しください。又、文芸編集部までお知らせ下さい。      

 ご信者皆様の投稿 、奮ってご参加ご披露をお待ち申し上げます。  【毎月投稿〆切日=8日】

 投稿ご希望の方は事務所へ提出、若しくは宇清師、陽哲師、渡邉孝之までお申し込みください。

 投稿フォームでも受付しております。

 受付次第ホームページに掲載させて頂きます。  

俳句・短歌・詩・小説・マンガなど。あれもこれもご披露ください。